電動自転車の調子がおかしい。。

電動自転車の黄昏

昨年5月に自作した電動自転車ですが、
最近調子がおかしくなっています。

最初はコーナーの立ち上がりでアクセルを入れた時
思うようにトルクが出ず、違和感を感じるくらいでしたが、

それが序々に悪化し、
最近では停止状態から急にアクセルを開くと、
一瞬車輪が回転した後に止まるようになって
しまいました。

当初はモータ内の「ホール素子」の経年劣化で
不具合を引き起こしていると思っていたのですが、
アクセルをゆっくり開いていけば
空転で最高速までもっていけることがわかり、
色々と調べてみました。

バッテリー(36V 10Ah)とコントローラー
(36V 50Amax)の間に電流計を挟み、
タイヤ空転時の電流を計ってみてみたところ、
4Aを越えたあたりでモータが停止する
ことが分かりました。

どうもコントローラー内の「最大電流の制限値」
引っかかっているようです。
モータの定格出力は250Wですので、
電源電圧36Vから逆算すると最低でも6.9A流せるはずなのですが、
なんらかの原因で4Aでリミットがかかっているようです。

何とかならないのかとメーカーのホームページを見てみると、
何とこのコントローラーは内部パラメータを書き換えられるよう
に機能追加されていました。さすが中国、我々の想像の斜め上をいってます。

コントローラー外観

接続用ケーブル

パラメータセッティング用ソフト(Windows用)

ソフトの設定画面を見る限り、モータが焼き切れる限界まで電流を
流しこめそうなので、今回の不具合も元に戻せそうです。

またこれを使って、モータの性能の持ってる能力を限界まで
引き出してやりたいと思います。