真夏への備え(3) 〜小型冷却装置の準備〜
いよいよ夏本番になってきました。
夏の家庭の電力消費はクーラー、冷蔵庫が大半を占めます。
停電になった場合にはそれが使えなくなりますので、
ダメージ大です。
もしもの状況になったときに備えておくため、
家庭用蓄電池でも無理なく駆動できそうな機器を
準備しておくことにします。
調達先は近所のホームセンター(カインズホーム)です。
1. 小型扇風機
車内のシガーソケット(DC12V)に接続して使用する
扇風機です。
¥980とお買い得だったのですが、
実際に動かしてみると想像以上の風量です。
USB接続(DC5V)タイプの扇風機と比べると
明らかにパワーが違います。
消費電力は弱設定で8.4W, 強設定で10.8Wです。
駆動電圧12Vは伊達ではありません。
しかし、動作中はうるさく、枠の部分がブルブル震えます。
常時使うには結構無理がありそうです。
2.小型冷蔵庫
車内のシガーソケット(DC12V)と家庭用(AC100V)の
両方の電源で駆動できる保冷/保温庫です。
価格は¥7980と、このカテゴリの製品の中では一番お買い得なように思います。
この保冷庫はフタの内側に冷却ユニットが組み込まれており、
ファンで冷気を循環する構造になっています。
また冷却によって吸収した熱はペルチェ素子を介して外側に
強制的に排出する仕組みです。
実際に動かしてみましたが、運転中の消費電力は60Wあり、
3時間で庫内は5℃まで冷えました。
ただし今のところ自宅の蓄電池(360Wh)では
6時間しか運転できません。
このため、停電時には冷蔵庫で冷えたものを移し変えて
保冷する使い方になると考えています。