ライフログへの道
先日の記事に書いたpogoplugですが、着々と我が家の情報インフラに新しい風を吹き込んでくれています
特に保存容量の上限や、1ファイルの最大値が決められている通常のネットワークストレージと違い、自分の好きなだけ増設できるメリットは非常に大です。
仮に数十テラバイト程度のハードディスクをpogoplugに繋いでおけば、人間が一生のうちに体験する記録を全て保存しておき、いつでもどこでも好きなときに見返すことができるようになるのではと考えています。
このような人生まるごとの記録システムはライフログと呼ばれているようで、以下の本でも紹介されています。
ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
- 作者: ゴードンベル,ジムゲメル,Gordon Bell,Jim Gemmell,飯泉恵美子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 16人 クリック: 358回
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この本にはパソコンを用いたライフログが紹介されているのですが、読後は「そんな仰々しいもん流行らんやろ!」とかなり懐疑的でした。
しかし最近はPogoplug+スマートフォンを使っている中でその認識はすっかり変わってきました。
いつでもどこでもすぐに使えるライフログは間違いなく流行るはずです。
最近も10年前に撮影した写真を外出先で参照する必要があったのですが、iPodTouch+PocketWiFiで接続すると目的とする写真をすぐに呼び出すことができ、連鎖的に当時の記憶も思い出されてきました。
この体験は単なる驚きを超えてかなり感動します。
当人が忘れてしまったようにみえる記憶でも、記録をトリガーにすれば再び思い出すことができます。
このようにスマートフォン+pogoplugを組み合わせは、人生における記録と記憶の意味づけを大きく変えていく可能性があると感じています。
先日四十を迎え、記憶が徐々に怪しくなってきた私ですが、ライフログシステムを使ってどれだけ脳の機能を補完できるのか、この先自分自身をサンプルに実験してみたいと思います。