ハードディスク搭載 Androidタブレット 〜ARCHOS 70〜

世の中は iPad2の発表で騒がしいですが、

人の通らないケモノ道を通ることを心情としている私は

先月初めから、写真のような Android タブレットを使い始めています。

ARCHOS 70 Internet Tablet

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我が家のAndoridマシンはこれで5台目ですが、今までと違うのは、

「250GBのHDDが内蔵されている」

ことです。

このタブレット、HDDが搭載されているにもかかわらず、

厚さ14mm、重量が400gとなっており、

長時間片手で持っても疲れないギリギリのサイズです。


少し前に買ったWindows7タブレットと違い、

OSはフラッシュメモリ上にあるため、起動のときには

HDDは動きません。

必要な情報を読み込んだらすぐに回転が止まります。

このため、連続動作時間時間は約6時間と十分実用レベルです。

実際、「タブレットコンピュータ」にHDDのような大容量ストレージは必要か?」

という意見もありますが、使ってみると予想以上に便利です。

初代 iPodのコンセプトが「自分の音楽ライブラリをすべて持ち歩く」だったのに

対し、このHDD搭載 Androidタブレット

「自分がこれまでの人生で読んだ本を全て持ち歩く」

ことを可能にしています。


3月25日に発売される iPad2の最大容量が64GBですが、

このタブレットの容量はその4倍の250GB。

これだけあったら、自炊した本であっても数百冊持ち歩けます。


昨年10月以降、各社からAndroidタブレットが発表されて

いますが、劇的に売れているという声を聞きません。

これは画面サイズが4インチまでのスマートフォンと違って

7インチクラスのタブレットは「何ができる製品なのか」

という訴えかけが弱いからではないかという気がしてなりません。

例えばこのHDD搭載型のAndroidタブレットなら、

「自分の読書体験を全てストックしておき、
 後の人生で振り返ることできる」

という提案できるのではないかと思います。

個人的はこのタブレットにかなり愛着を感じているので、

もっと徹底的に使い込んでやろうと思っています。