Androidタブレットのカバーを自作してみた
東日本大震災以降、ブログを更新できていなかったのですが、
ようやく気分的に落ち着いてきたので再開します。
先日手に入れたAndroidタブレット「ARCHOS70」ですが、
むき出しで使っているとどうも落ち着きません。
この手のタブレットは表面がツルツルで指を引っ掛ける
ところが無いため、手を滑らせて落としてしまう不安感があります。
また、市販のカバーは質感が安っぽかったり、野暮ったかったりして、
どうも「モノ」としての色気が足りません。
というわけで、自分が納得いくクオリティのカバーを
自作することにしました。
1.コンセプト
「文房具としてのタブレットコンピュータ」
2.イメージスケッチ
両開きのノートの左側にタブレット。右側にメモパッド。
タブレットは大量の情報を保存しておき、表示するために使用。
新しい思いつきは紙に直接書き出せることが必要
カバーは合成皮革やビニールではなく、本革製とする。
3.準備するもの
(1)Androidタブレット(7インチ)
(2)色紙ーーカバーの芯紙用。(\100)
(3)合成ゴム系接着剤(\100)
(4)ゴムひも(黒色)(\100)
(5)本革シート(30cm×30cm)ーー手芸店で入手(\600)
(6)カーボンクロス(30cm×30cm)WEBの直販で入手(\1000)
(9)超強力両面テープ
3M スコッチ 超強力両面テープ プラスチック用 19mm×4m SPP-19
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(2)切り抜いた色紙を本革シートの上に配置する。
この段階でタブレットとメモ帳も配置してみて
閉じた時に突っ張らないか最終確認する
(3)色紙の外側1cm離れた位置にケガキ線を引き、その線に沿って本革シートを切り抜く。
(4)色紙に合成ゴム系接着剤を塗り、本革シートの上に貼り付ける。
この時、革にシワが寄らないように注意。
(5)本革シートの端を色紙の上に折り返し、合成ゴム系接着剤で固定する。
(8)カーボンクロスを合成ゴム系接着剤で色紙の上に貼り付ける。
(9)カーボンクロスの上にエポキシ系接着剤を塗り、繊維の中に染み込ませる。
(10)そのまま24時間放置し、エポキシ系接着剤を硬化させる。
(11)タブレットとメモ帳の裏に超強力両面テープを貼り、
硬化したカーボンクロスの上に貼り付ける。
(12)ようやく完成!!
世界に一つしかないタブレットカバーの出来上がりです。
折りたたんでゴムひもで止めると、モレスキン手帳のようになります。
今回試行錯誤しながら作ったのですが、
イメージスケッチを実際に形にしてみると
本革の質感が良い雰囲気を出してくれています。
また、メモパッドと組み合わせることで、
「タブレットコンピュータ」という機械のイメージが遠のき
紙や鉛筆と同等の文房具のイメージに近づいた感じがします。
これなら普段の生活でも全く違和感なく使い込んでいけそうです。